平成31年4月1日11時30分に、平成に続く新元号が発表され、新しい元号は、「令和(れいわ)」に決まりました!
新元号の予想では、安倍首相の「安」の文字が使われた「安久」になるのではという予想が上位ですが、新元号に「安久」が使われない可能性が高くなっています。
新元号に「安久」が使われなかった理由を探ってみました。
目次
新元号の予想では、「安久」が1位だった
新元号を予想するキャンペーンでは、
- 安久
- 安永
- 栄安
- 安明
- 永安
- 安始
- 安栄
というように、「安」が付くものが上位を占めており、その中でも「安久」は1位になっています。
ただ、結果的には、平成に続く新元号に「安久」は使われない可能性が非常に高いです。
新元号を選定する留意事項とは
新元号を選定する留意事項は、以下とされています。
- 常用漢字を使う
- 1文字の画数は多くても12~15画
- 頭文字は、「M・T・S・H」以外
- 民間の元号予想ランキング上位はなるべく避ける
- 人名に多い2文字は避ける
- 大企業と同じ名称は使わない
また、政府関係者からは、以下のことも考慮に入ることが公表されています。
- 国民の理想としてふさわしいような、よい意味
- 漢字2字
- 書きやすい
- 読みやすい
- これまでに元号またはおくり名として用いられたものでない
- 俗用されているものでない(広く一般に使われていない)
新元号に「安」が使われなかった理由
新元号の留意事項に引っかかっている
先ほどもあったように、
- 民間の元号予想ランキング上位はなるべく避ける
に、「安久」の文字は明らか引っかかっています。
政府関係者がコメントをしている
新聞記事で、政府関係者が以下のようなコメントをしています
このことから、「安久」の文字が使われる可能性は極めて低いと言えます。
ロンウイットが「新元号『安久』に対応」と発表する事件を起こした
平成31年3月28日に、全文検索ソフト「Apache Lucene」を使った検索エンジン導入支援などを手掛けるロンウイットが、「新元号『安久』に対応する検索エンジンのパッチリリースを発表」と題した発表文を一時的に公開する事件が発生しました。
検索エンジンのパッチを作成する際「安久」と仮置きして動作確認を行っており、そのまま発表文にも掲載・公開してしまったのが事件の原因でしたが、「新元号を事前に知らされていた企業が漏えいしたのでは」との憶測が出ることになりました。
この事件より、「安久」という元号予想にケチが付いたのは間違いありません。
安倍首相への配慮がされ、「安」は使われない
4月1日11時30分に新元号を菅義偉官房長官が発表した後、12時より安倍晋三首相記者会見に臨み、談話を読み上げる。
発表に安倍首相が関わることを考えると、新元号に「安」が使われることは非常に考えづらいです。
また、世間が新元号に「安倍首相の「安」が入る」と言えば言うほど、もし候補にあったとしても「安」は採用されにくくなります。
まとめ
4月1日に発表された平成に続く新元号「令和(れいわ)」は、あなたの予想と近かったでしょうか? それとも全く予想外だったでしょうか?
5月1日より新元号「令和(れいわ)」が始まりますが、心新たに健やかに過ごしていきましょう。
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