目次
【フラット35】の制度改定に重要なメリットが隠れていました
フラット35の制度改定に凄いハックが。長期優良住宅を売却時に、今のローンを金利含めて引き継ぐ事が出来ると事。金利上昇局面でも売却価格の下落を防ぐ、まさに「お宝ローン」じゃないのこれ (・_・;https://t.co/xLk0XBS2M2 pic.twitter.com/pqN5I3WuvF
— 都心湾岸丸bot (@tokyo_jcs) April 12, 2017
2017年3月29日に発表された、2017年4月の【フラット35】の制度変更で、「アシューマブルローン」が適用されることになりました。
「アシューマブルローン」とは
「アシューマブルローン」とは、債務承継型ローンのことで、住宅の売却をする際に売主の住宅ローンが継承されるローンのことをいいます。
従来は、【フラット50】で適用されることがありましたが、2017年4月より【フラット35】でも「アシューマブルローン」が利用できることになりました。
【フラット35】の「アシューマブルローン」の利用条件と注意事項
フラット35の「アシューマブルローン」の利用条件は、従来のフラット35と変わりません。
しかしながら、注意事項については、十分に確認が必要です。
•金融機関によってはお取扱いしていない場合があります。
•【フラット35】(アシューマブルローン)をご利用された方が、借入対象となる住宅を売却する際は、住宅購入者の同意を得て、 【フラット35】(アシューマブルローン)の債務を引き継ぐことができます。ただし、債務の引継ぎは1回限りです。
また、債務の引継ぎに当たっては、住宅金融支援機構の審査があり、ご希望にそえない場合があります。
・借入対象となる住宅が長期優良住宅であることから、【フラット35】Sの受付期間内にお申込みいただいた場合は、【フラット35】S(金利Aプラン)の対象となります。
【フラット35】の「アシューマブルローン」の取扱金融機関
平成29年4月1日より、取り扱い開始になった金融機関は、こちらになります。
- 日本モーゲージサービス株式会社
- 株式会社ハウス・デポ・パートナーズ
- 株式会社クレディセゾン
- ミサワフィナンシャルサービス株式会社
- 愛媛銀行
- 一関信用金庫
- 神戸信用金庫
- 鳥取信用金庫
- 九州ひぜん信用金庫
- 茨城県信用組合
- 君津信用組合
【フラット35】(アシューマブルローン)の取扱金融機関・お借入金利
今のところ取扱金融機関が少ないデメリットはありますが、今後は増えていくものと思われます。
どうして、「お宝ローン」になりそうなの?
【フラット35】の借入金利は毎月見直されており、平成25年からは下落傾向にあります。
【フラット35】の金利低下の要因として、アベノミクスの一つとして、2014年10月に「追加の金融緩和対策」を発表されたことがあります。
更に国債の買い入れを増やし、2016年2月には史上初の「マイナス金利」を導入したため、長期金利の低下が、【フラット35】の金利低下につながっています。
アメリカではFRBが2017年3月には3回目の利上げを決定し、今後も数回の利上げが予想されていますので、アメリカの長期金利の上昇は続くかもしれません。
それに引きずられて日本の長期金利が上昇すれば、【フラット35】の金利も上昇し、住宅の新規購入にも影響が予想されます。
そのような状況でも、低い金利のまま、新しい住宅購入者へローン金利を引き継ぐことができれば、新規で住宅ローンを借りるよりも低い金利でフラット35の「アシューマブルローン」を引き継ぐことができるというわけです。
ネットで「アシューマブルローン」の口コミ・評判を見つけてみました
Twitterでは、「アシューマブルローン」に関する意見が飛び交っていました。
どちらかといえば、好意的な意見が多いようです。
これはスゴイですね。売主が組んだフラット35住宅ローンを、金利そのままで買主が引き継げるという夢のような制度。 https://t.co/p7zW1EqPnv
— 長嶋 修 不動産コンサルタント さくら事務所会長 (@nagashimaosamu) April 12, 2017
なんと!!!!!!!!! 0.9%で去年の9月に借り換えた俺様くっそ大勝利やんか。。。。>【フラット35】の借入対象となる住宅(長期優良住宅)の売却時に、返済中の【フラット35】の金利を住宅購入者へ引き継ぐことができるようになります(引継ぎは1回限り)。 https://t.co/KmCKrMvONR
— 田端信太郎 @田端大学塾長である! (@tabbata) April 12, 2017
リツイートさせてもらいます。
フラット35の改正で、長期優良住宅売却時に今のローン金利を含めて引き継ぐことができるとのこと!
金利が今から上がる可能性が高いと考えると、将来的に今の金利で買った家は新築より条件いいものがたくさん出てくるはず。 https://t.co/pMJpXZDVFP
— ooo (@dai2079) April 12, 2017
おぉ、これは凄い。【低金利フラット35ローン付中古マンション】が可能になる。
転売の可能性が少しでもあるなら、銀行よりずっと良い。
いま銀行で住宅ローン目一杯借りてる私には使いようがないけど。 https://t.co/cFuLIsw28J— あああ (@PLANETES11) April 12, 2017
これからは「売却予定無し。資産価値を守りたいだけ」前提ならもう長期優良住宅でのフラット35の一択しかない。
払い額が金利動向に関わらず永久に固定されており、しかも売却が必要になった時に金利上昇してても次のオーナーの支払いも低くて済むのだから。。
団信セットで35年住んでしまえよ https://t.co/oJrzVfkleB— 都心湾岸丸bot (@tokyo_jcs) April 12, 2017
これまで【フラット35】を借りていた人に適用されるの?
残念ながら2017年4月から始まった制度なので、これまで【フラット35】を借りていた人に、「アシューマブルローン」が適用されることはないと思われます。
しかしながら、今後【フラット35】へ借り換えされる方につきましては、今後の動向をこまめにチェックするのがよさそうです。
コメント